辻󠄀学園調理・製菓専門学校及び辻󠄀学園栄養専門学校では、地方自治体や地域団体と連携した食の6次産業化プロジェクトに取り組んでいます。
今年は、JA東とくしま様との連携により、米粉の普及・地域の名物になるようなプライベートブランドの考案・開発、継続的な販売を目指した取り組みを展開しています。今夏は生産地・徳島県を訪ね、生産者の声を聴き素材の可能性を確認する生産地研修に参加しました。
当日はとくしま有機農業サポートセンターに伺い、栽培期間中農薬不使用の田んぼを視察しました。
その後、開発したプライベートブランドの販売場所となるみはらしの丘あいさい広場を視察。広場では産食率(食堂の「地域で育てて、地域で食べる」割合を「産食率(≒自給率)」(※1))100%の店である「一生大吉」にてそば汁等の郷土料理をいただきました。
午後はワークショップに参加。食堂の菓子担当、広報担当、食品衛生担当が同席し、現在の米粉商品の企画等について情報交換を行いました。最後にあいさいキッチン厨房施設を見学し、商品製造のイメージを膨らませて視察を終了しました。
今後は11月下旬のJA祭に向け、メニューの考案・試作を重ね商品開発を進めていくとのことです。
三幸学園では、今後も各地域と連携し、在校生の学びの機会充実と地域貢献に努めて参ります。
※1:毎日いただきます,「育てる 社会的農業の取り組み」,http://foodhub.co.jp/farm/, 2023年8月8日。
※本記事はこちらの記事から転載しています
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